燃え尽き症候群とはバーンアウトとも言われ誰もが陥る危険性のある疾患です。それまで打ち込んでいた仕事への情熱や意欲を失ってしまう状態です。自分では気づかないうちにある日突然、身体的、肉体的に悲鳴をあげ下記のような症状が現れます。

⑴脱人格化

情緒的な気持ちが低下した状態になると、それ以上の消耗を防ぐため防衛反応として感情を切ってしまいます。その結果①相手の人格を無視した行動や発言。②思いやりのない割り切った態度。が現れます。

⑵情緒的消耗

医療や介護の現場など信頼関係を構築する場面や、誠実で思いやりのある対応を強いられる職場などでは、情緒的エネルギーを大きく消費します。この状態になると、疲弊感や倦怠感を強く感じます。

⑶個人的達成感低下

上記に挙げた⑴⑵が続くと、思うように成果や達成感が得られなくなり、仕事にやりがいを感じなくなり、自信を失います。時に休職や離職に至ったりする事もあります。

・下記のような性格の方が、なりやすいと言われています。

相手の為に尽くすタイプ。ひた向きに頑張り続ける人。仕事に対して理想が高くそのギャップに悩む人。長時間労働や厳しいノルマを課せられた人。労働に対する給与が見合ってないと悩む人などです。

突然に現れる疲弊感や疲労感、倦怠感、仕事に対する熱意の低下など、自分が病気と気づかず自分を責め苦しむ方が多くなっています。そのような方がいたら教えてあげてください。