不安障害とは
うつ病などとは異なり全般性不安障害には特徴的な症状はありません。
まず不安とは”対象のない恐怖”と定義されます。
不安は、そもそも何かの危険を感じた時に警告として現れるものであり、人間が生きていく上で危険から身を守る必要なシステムです。
通常、このシステムが働き安全性が確認されることで不安は消えます。しかし、この不安が過剰になりコントロールができないまま苦痛が強くなり、確かな理由がない事柄に対しても不安や心配が起き、それが持続してしまう状態が、全般性不安障害です。
不安の対象は多岐にわたり、学校、会社、家庭、友だち関係、など自分に関係するものから、異常気候や地震、海外の戦争、昨今ではウイルス感染なども対象になってしまいます。
このように自分ではコントロール出来ない事象に対しても不安を抱いてしまいます。
不安は、心や体の不調に現れ日常生活に支障をきたすようになっていきます。
さまざまな不安感が現れると→その不安をコントロール出来なくなり→⑴身体的症状や⑵精神的症状が現れます。
その症状とはどんなものでしょう
⑴身体的症状
手足の冷え、熱感、落ち着かない、もうろうとする、ソワソワ落ち着かない、、めまい、頭痛、頭重感、圧迫感、便秘、頻尿、など。
⑵精神的症状
寝つきが悪い、睡眠中目が覚める、イライラ怒りっぽい、些細な事が気になる、悲観的になる、人に会うのがおっくう、注意力散漫、ミスをしやすい、記憶力の低下など。
女性に多い傾向があります。
恐怖や身体的不快感が強まり、さまざまな支障が生じる病気です。周囲からは恐怖感例えば「死んでしまう、かもしれない」という差し迫った生命への脅威を感じる時もあります。必ずしも明確な引き金がない場合もあります。
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